落花生のおいしいゆで方・炒り方・レシピ情報♪

落花生の栄養・成分

8月、9月の旬の食べ物として知られる落花生。落花生のゆで方、炒り方、落花生の美味しいレシピなど、今まで説明してきましたが、ただ食べるだけでなく、落花生の栄養や成分について知っておいた方がより落花生に対して愛着が湧くものです。

今回は、落花生の栄養・成分について説明したいと思います。

落花生の画像

さて、落花生の栄養・成分の話に入るまえの豆知識なのですが、実はこの落花生、多くの人はナッツ(木の実)だと思っているようです。そう思われるのも分かる気がします。落花生はピーナッツと呼ばれますからね。しかし、実は落花生はナッツ(木の実)ではないのです。落花生は「豆」なのです。なので、落花生は木になるものではなく、地中にできます。落花生とピーナッツは同じ物ですが、日本では炒って調理したものをピーナッツと呼び、殻に入っている状態の物を落花生と言い分ける事が多いそうです。

さて、落花生の栄養・成分ですが、食べ過ぎると鼻の頭にニキビが出来る程、栄養満点です。昔、私の兄が落花生を食べ過ぎて、次の日に鼻の頭がぷっくりと赤くなっていたのが思い出されます。落花生は抗酸化作用が強い食べ物で、ビタミンEを含み動脈硬化の予防効果があると言われています。また、ビタミンB群やミネラル類なども含まれます。タンパク質や食物繊維も豊富です。脂質が高いのでその分カロリーも高めですが、落花生に含まれる脂質は酸化しにくい良質の脂質です。その多くはオレイン酸やリノール酸なので、悪玉コレステロールを減らしてくれる良い脂質なのです。しかし、そうは言ってもカロリーが高い(100グラムあたり、約300キロカロリー)ので、食べ過ぎるのは控えましょう。

ビールのおつまみに最適とされているのは、ナイアシンというビタミンB群の一種が含まれていて、それがアルコールの代謝を助けるためだからなんですね。