落花生のおいしいゆで方・炒り方・レシピ情報♪

ゆで落花生と炒り落花生

夏の旬の食べ物、落花生。落花生に含まれるナイアシンはアルコールの代謝を助ける働きがあるので、落花生はビールのお供に最適ですね。これまで、落花生のゆで方・炒り方・レシピ・栄養成分などを説明してきましたが、今回は先に説明出来なかった事を説明したいと思います。

落花生の画像

それが、ゆで落花生と炒り落花生についてです。落花生のゆで方・炒り方落花生料理のレシピにて、落花生の食べ方を説明しましたが、落花生は茹でた方が良いのか、それとも炒った方が良いのか、どっちなんでしょう?どちらが美味しいかで言うと、それは人の好みの問題にはなってしまうのですが、実は栄養という観点から考えると炒った方が良いのです。

茹で落花生は美味しいのですが、どうしても茹で汁の方に成分が流れでてしまうんですね。その逆に、炒り落花生は油も何も使わずに、塩だけで炒るので、成分がぎゅっと落花生に凝縮されるのです。ゆでた落花生と炒った落花生を比べると、茹でた落花生よりも炒った落花生の方がパントテン酸、ナイアシン、食物繊維の数値が倍になるそうです。

ナイアシンはビタミンB群の一種で、アルコールの代謝を助ける働きをしますので、ビールのお供という点では炒り落花生に軍配が上がりそうです。

ちなみに、落花生には黒落花生という種類もあります。スーパーなどで殻のまま炒った状態で袋詰めされて販売されているのを良く見かけますが、ほとんどが輸入物です。黒落花生は見るとわかりますが、殻を剥くと黒い薄皮が見えます。この薄皮にはアントシアニンが含まれているので、皮ごと食べましょう。アントシアニンはポリフェノールの一種で、強力な抗酸化作用があり、生活習慣病予防に効果的だと言われています。